横須賀の歴史を感じる「よこすかルートミュージアム」をめぐる新しい『MEGURU PROJECT』

『MEGURU PROJECT』- まだ知らない新しい横須賀の魅力に出会える

横須賀の新しい楽しみ方として注目されている「よこすかルートミュージアム」。その取り組みのひとつとして、ペリー来航の地で有名な「浦賀」を中心にめぐる『MEGURU PROJECT』（メグルプロジェクト）がはじまりました。

『MEGURU PROJECT』では、まだ知らない横須賀の魅力に出会えるさまざまなイベントが開催されています。

今回は、そんな横須賀の「よこすかルートミュージアム」と『MEGURU PROJECT』のイベントのひとつである【「浦賀ドック」と「千代ヶ崎砲台跡」の2つをめぐるガイドツアー】をご紹介します。

横須賀に自分だけの歴史美術館を作る「よこすかルートミュージアム」

「よこすかルートミュージアム」は、2021年5月にプロジェクトの象徴的存在である、よこすか近代遺産ミュージアムの「ティボディエ邸」のオープンに合わせてスタートしました。

横須賀市に点在する開国から近代につながる歴史、文化の見どころや自然豊かなスポットを「サテライト」と呼び、それらを「ルート」でつなぐことで市内全体を大きな「ミュージアム」としてとらえた横須賀の新しい楽しみ方です。

「よこすかルートミュージアム」の総合拠点 – よこすか近代遺産ミュージアム 「ティボディエ邸」-

よこすか近代遺産ミュージアム 「ティボディエ邸」は、「よこすかルートミュージアム」の総合拠点です。旧ティボディエ邸は横須賀製鉄所副首長ジュール・セザール・クロード・ティボディエの官舎として、1869年（明治2年）ごろに建築された本州最古級の木造西洋館でした。

旧ティボディエ邸解体時に保存されていた当時の部材などを用いて再現した館内には、貴重な資料が展示がされており、横須賀から新たな西洋の文化や技術が日本中に広まっていった当時に想いを馳せることができます。

よこすか近代遺産ミュージアム 「ティボディエ邸」

住所　　：神奈川県横須賀市汐入町1-1（ヴェルニー公園内）
入館料　：無料（※一部有料コンテンツあり）
開演時間：9:00〜17:00
休館日　：年中無休
詳細情報：よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸

ティボディエ邸では、デジタルマップによる横須賀市の全貌の紹介をはじめ、歴史的な流れを直感的にパネルで、自然や海などの動きや雰囲気を感じてもらいたいコンテンツはムービーやVRで、といった趣向が凝らされた展示が用意されています。

「歴史と聞くと重々しい感じ」という人に向けても、とても親しみやすいものになっています。

「よこすかルートミュージアム」はこのロゴマークが目印！

「よこすかルートミュージアム」では港町らしい「碇」の雰囲気が感じられるロゴマークが目印です。

“「Y」okosuka 「R」oute” を地図に見立て、見どころを「マップピン」で表現し、横須賀市を周遊するコンテンツという意味を持たせ、観光コンテンツとしての期待が込められています。

ティボディエ邸を拠点とした周遊ルートには、「近代文化遺産」、「自然・歴史」、「横須賀近代化ゆかりの人物」とカテゴライズされた「サテライト」が全部で67か所もあります！

先にご紹介したティボディエ邸をはじめ、観光地として有名な「猿島」、国内最古の「スチームハンマー」、日本に2基しかない煉瓦造の「浦賀ドック」、森と海に囲まれた「横須賀美術館」、浮世絵にも描かれた「秋谷海岸と立石公園」など、見どころに溢れています。

1日では全て周りきれない充実の「サテライト」= 歴史スポットを、旅人視点で自分だけのカスタマイズができるのが「よこすかルートミュージアム」の醍醐味です。

ぜひ自分だけの横須賀マイルートを見つけてみてはいかがでしょうか！

『MEGURU PROJECT』で横須賀「浦賀」の魅力を知ろう！

そんな「よこすかルートミュージアム」で、この度、特別な方法で周遊ができる『MEGURU PROJECT』が期間限定で実施されています！

ペリー来航の地として知られる「浦賀」を中心に浦賀港周遊などの新たな観光資源をつくり、横須賀市の東エリアの観光拠点としての価値を高めるプロジェクトです。

横須賀市が各交通事業者と連携し、新たに公開するスポットへ船や期間限定の観光バス、ラッピング電車などで訪れるツアーなどの企画です。