「千葉県館山市エリア編」おすすめ観光&人気スポット『Guidoor〜日本各地の魅力を伝える』

千葉県館山市、その名前だけで自然豊かな風景と新鮮な海の幸が思い浮かびます。
今回はパネル展『Guidoor〜日本各地の魅力を伝える』で特集した館山市エリアの観光スポットをご紹介します。

館山市の魅力を余すことなく伝えるために、厳選したおすすめ観光スポットをピックアップしました。

多言語で日本全国の地域の魅力や、観光情報を発信してきた多言語観光情報サイト「Guidoor(ガイドア)」。東京・汐留メディアタワーで『Guidoor〜日本各地の魅力を伝える』が開催されました。

有名な観光地以外にも、まだまだ日本に数多くある、世界に自慢したくなるような魅力的な観光スポット紹介を行なっています。

(※この記事は過去に掲載された記事を編集し2023/07/20再公開しました。)

「千葉県館山市」海と里山をゆったり堪能できる観光地

小高い丘の上の城山公園の桜。海と富士山が見えている。

千葉県館山市は、千葉県南房総の宝石とも称される観光都市です。豊かな自然と歴史的な魅力が融合し、訪れる人々を魅了します。

館山市は広がる海岸線と美しい山々に囲まれ、黒潮海流の恩恵を受けた温暖な気候が特徴です。海岸部は南房総国定公園に指定されています。海の幸と山の幸両方を楽しむことができます。

別名「鏡ヶ浦」とも呼ばれる館山湾は日本百景、日本の夕陽百選などにも選ばれており、特に夕陽と富士山の眺めが美しいスポットが多くあり人気です。

館山城の周辺にたくさんの桜が咲いている様子。

また、館山市には南総里見八犬伝の舞台となった戦国大名・里見氏の歴史が息づいています。

館山城はその象徴であり、八犬伝博物館として知られています。

城内では南総里見八犬伝に関する貴重な資料が展示され、歴史愛好家にとっても魅力的なスポットとなっています。

館山市は観光客にとっての魅力的な目的地であり、自然の恵みと歴史的な価値を存分に楽しめる場所です。

是非、館山市の魅力を探索し、心に残る旅の思い出を作ってください。

千葉県館山市『Guidoor』で紹介するおすすめ観光スポット

「北条海岸」と「北条桟橋」美しい海岸と夕日、そしてダイヤモンド富士

夕日で紅く染まる北条海岸。3組のカップル、夫婦がベンチに座っている。
「北条海岸」

北条海岸は館山湾にある海水浴場やマリンスポーツを楽しむことができ、5月と7月には太陽が富士山頂にちょうど重なる「ダイヤモンド富士」を見る事ができる人気スポットです。

ヤシの木が連なる北条海岸沿いから見える遠浅の館山湾は波が穏やかで、その鏡のような美しさから別名「鏡ケ浦(かがみがうら)」とも呼ばれています。

天気の良い日には富士山、館山湾に沈む夕日を眺めることができ、国内屈指の美しいビーチです。

日本の夕陽百選・関東の富士見百景・東京湾100選などにも選ばれています。

夕焼けの中、館山湾にある館山夕日桟橋の端にいる2人が富士山を見ている様子。
「北条桟橋」

北条海岸へのアクセス情報

住所  :千葉県館山市北条2307
施設情報:トイレ設備/公共シャワーと更衣室あり

電車
JR内房線「館山駅西口」から徒歩5分

バス
JR「館山駅」から徒歩5分

車でお越しの場合
富津館山道路・富浦ICから約5.3km。約15分
駐車場有 無料

「館山夕日桟橋」と「渚の駅たてやま」で南房総を満喫

館山夕日桟橋から夕陽を眺める2人組。雲が赤く染まっていて美しい。
「館山夕日桟橋」

館山夕日桟橋(正式名:館山港多目的観光桟橋)は遠浅の館山湾に客船など様々な船舶が発着するために造られた桟橋です。

天気の良い日には富士山の頂上に夕日が沈む「ダイアモンド富士」や、夕日に染まる富士山を観る事ができます。

ロマンティックなスポット『恋人の聖地/鏡ヶ浦から富士の見えるまち 館山』として認定されています。

館山夕日桟橋は海岸通りから500mの長さがあり、桟橋形式としては日本一長い桟橋です。釣りのスポットとしても人気エリアです。

『みなとオアシス“渚の駅”たてやま』の外観。館山市にあるこの施設は、渚の博物館やさかなクンギャラリーを含み、訪れた人々に安らぎを提供する交流拠点として整備されています。
「渚の駅たてやま」

館山夕日桟橋には館山湾を一望できる展望デッキがある「渚の駅たてやま」が隣接しています。

「渚の駅たてやま」には昔の漁具や、海洋民俗について知ることのできる文化財が展示されている「渚の博物館」、館山ならではの地元の新鮮な農水産物が購入できる「海のマルシェたてやま!!」、旬の食材を使った料理が楽しめるレストラン「館山なぎさ食堂」も併設されています。

館山夕日桟橋へのアクセス情報

住所:千葉県館山市館山1564-1
JR線「館山駅」より徒歩15分
駐車場有

電車・バス
JR線「館山駅」西口から1.2km。徒歩約15分
JR線「館山駅」東口から相の浜方面行バス乗車。約8分

車でお越しの場合
富浦ICから約6km。車で約15分
駐車場有。普通車約90台。
※夜間は閉鎖となり駐車不可

「洲埼灯台」東京湾の入口を見守る眺望台からの絶景!

水平線と洲埼灯台からは夕陽が少し顔をのぞかせている。

洲埼灯台(すのさきとうだい)は房総半島南西端に位置する、東京湾の入り口を守っている灯台です。

対岸にある三浦半島の「剱埼灯台」(つるぎさきとうだい)とともに、東京湾を航行する船舶の安全を見守り続けています。

現在灯台に登ることはできませんが、展望台からは富士山、伊豆大島、三浦半島などの絶景を眺めることができる人気スポットとなっています。

洲埼灯台は高さ約14.75mの鉄筋コンクリート造灯台で、1919年(大正8年)に点灯を開始しました。有形文化財(建造物)にも登録されています。

以前この灯台周辺には「恋占い」「真実の愛」などの花言葉であるマーガレットが咲き誇っており、「マーガレット岬」の呼び名でも親しまれています。

現在も地元の人たちによって植栽されたマーガレット、菜の花などの美しい花々が、訪れた人々を楽しませてくれています。

洲埼灯台へのアクセス情報

住所:千葉県館山市洲崎1043
JR線「館山駅」からJRバス関東「洲の崎線」約27分
「洲の崎灯台前」下車徒歩10分

有料駐車場有り

車でお越しの場合
富津館山道富浦ICより約40分
有料駐車場あり。普通車約50台

船形山「大福寺」崖観音で知られる断崖にたつ観音堂

全体的に赤色の柱で建立されている船形山「大福寺」崖観音の様子。

大福寺「崖観音」の名で知られるお寺です。全国でも珍しい、断崖に張り付くように建てられた観音堂があり、「崖の観音」と呼ばれ親しまれています。

観音堂からは館山湾や伊豆大島の絶景眺めることが出来ます。

大福寺の正式名称は「普門院船形山大福寺」で、真言宗智山派に属するお寺です。養老元年(717年)に行基の開山と伝えられています。

行基は奈良時代に諸国を廻り仏教の教えを説いたといわれている高僧です。全国には行基が開基したとの伝承の寺院が約600あります。

観音堂の天井には見事な天上画が描かれています。また、船形山の崖の中腹にあたる山の岩肌には、行基が海上安全と豊漁を祈願して彫刻したといわれている、十一観音立像の磨崖仏が刻まれています。

大福寺へのアクセス情報

住所:千葉県館山市船形835
JR線「館山駅」から館山日東バス「市内線」。約15分
「崖観音前」下車徒歩約2分

電車
JR内房線「那古船形駅」から徒歩約15分

バス
JR線「館山駅」から日東バスなむや行き「崖観音前」下車。徒歩約2分


富津館山道路・富浦ICから約5分
駐車場あり。普通車約20台

「館山駅」人気のご当地駅弁やレンタサイクルが人気!

種類豊富な色とりどりの花やヤシの木が立っていて南国の雰囲気が漂う館山駅とその周辺の様子。

館山駅はJR東日本内房線の駅で、オレンジ色のおしゃれな屋根が目印です。駅周辺は海に続く道に椰子の木が立ち並ぶなど南国の雰囲気が漂っています。

「鉄道の日」記念行事として、日本の関東地方の特徴ある100の鉄道駅を選定する「関東の駅百選」にも選定されている駅です。

館山駅には人気ご当地駅弁の販売がされている食堂や売店もあります。併設されている観光案内コーナーには千葉県無形文化財の唐棧織を使った「房州うちわ」などの伝統工芸品、地元の名産品などの展示やお土産の販売がされています。

自転車を止め、地面に座って美しい夕焼けを眺めている2人組。

館山駅西口の館山市観光協会「観光まちづくりセンター」ではレンタサイクルもあり、電動アシスト付き自転車、スポーツバイク、子供用自転車など様々な種類の自転車で館山のおすすめ観光スポットを巡ることもできます。

館山駅 アクセス&お役立ち情報

住所:千葉県館山市北条

館山駅東口観光案内所
営業時間:9:00〜17:00
電話:0470-22-2000

スポーツバイクと子供用自転車を借り、記念写真を撮る父と子の写真。

レンタサイクル:館山市観光協会「観光まちづくりセンター」

館山駅西口観光案内所
営業時間:9:30~17:00
電話:0470-22-2000

千葉県館山市おすすめ観光マップ

千葉県館山市のおすすめ&人気観光情報はこちら

千葉県館山市の魅力をたっぷりと詰め込んだ観光ガイドをお届けしました。美しい海岸線、夕日の絶景、歴史的建造物など、館山市の豊かな自然と魅力を詳しくご紹介しました。

これらの情報を活用して、あなたの館山市観光が一層楽しく、思い出深いものになることを願っています。これからも、日本全国各地の魅力的な観光地を紹介しますので、お楽しみに!

さらに、観光情報サイト「Guidoor」では全国の観光情報を多言語で発信しています。まだ見ぬ日本の魅力がここには詰まっています。次回の旅行計画に「Guidoor」をぜひご活用ください。Guidoorが旅のコンパスとなり、あなたを最高の体験へと導きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
Guidoor Media 編集部
Guidoor Media編集部は、日本の文化や観光に特化したWebメディアです。日本の文化や歴史、観光地情報、アート、ファッション、食、エンターテインメントなど、幅広いトピックを扱っています。 私たちの使命は、多様な読者に向けて、分かりやすく、楽しく、日本の魅力を発信し、多くの人々に楽しんでいただくことを目指しています。 私たち編集部は、海外在住のライターや、さまざまなバックグラウンドを持つクリエイターが集結しています。専門知識と熱意を持って、世界中の人々に日本の魅力を伝えるために日々努めています。