深大寺とともに歩む『深大寺 青木屋』/深大寺そば巡りインタビュー

調布深大寺周辺の【深大寺そば屋全20店舗】を巡り「深大寺そば」の奥深い魅力を追『深大寺そば巡りインタビュー』。

今回訪れたのは深大寺参道脇にある「深大寺 青木屋」さん。創業50年を超える、緑に囲まれた開放感ある深大寺そば屋さんです。

「深大寺 青木屋」さんおすすめ「深大寺そば」メニューの「天もりそば」(1,150円)と「みそおでん」(450円)をいただき、二代目ご主人にお話を伺いました。

「深大寺 青木屋」さんおすすめ「深大寺そば」

青木屋さん:青木屋のおすすめは「天もりそば」と「みそおでん」です。

「天もりそば」は盛りそばと、野菜2点・海老の揚げたての天ぷらを添えた品です。基本の野菜は大葉と茄子の天ぷらですが、季節により変わるときもありますね。

-「深大寺 青木屋」さんの「深大寺そば」の特徴

青木屋さん:「深大寺 青木屋」の深大寺そばは、しっかりとしたコシと、ツルっとしたのどごしのよさが特徴の「二八そば」です。

「深大寺」という都会の喧騒を忘れられる、最高のロケーションで食べる「深大寺そば」。これが何よりも格別ですね。

青木屋で使っているそば粉は、三鷹にある親戚の製粉所のものを使っています。当店は創業からずっとそこから仕入れていますね。もともと精米所で、昔は地域の米農家がそこへ持っていき精米していました。戦後、そば粉の製粉を始めたんですよ。

-「深大寺 青木屋」さんの「おつゆ」の特長

青木屋さん:うちの「つゆ」は、どっちかというと甘めです。宗田節とさば節から出汁をとっています。鯖が入ると、砂糖のしつこさとは異なる、よい甘さが出るんです。

-創業当時からの人気定番商品「みそおでん」

青木屋さん:「みそおでん」創業時からの定番商品です。こだわりのみそということではないですが、シンプルにみそに絶妙の塩梅で砂糖を加えるだけです。これが結構よい味が出ます。

「みそおでん」だけ食べにくるお客様も結構いますよ。お酒のつまみですね(笑)“せんべろ”ではないですが、都心から2000円もあれば、深大寺へ来て楽しむことができます。

深大寺とともに歩む「深大寺 青木屋」二代目ご主人

-創業50年を超える「深大寺 青木屋」

青木屋さん:ちょうど今年(2020年)で58年目になります。都立神代植物公園ができた年(昭和36年10月)の翌年(昭和37年)3月に創業しました。

親父の代からで、わたしが二代目です。親父はもともと農家でした。

青木屋は全体的に少し殺風景な店かもしれませんが(笑)風通しがよい店で、それがウリですね。

外のテラス席が人気です。ペットも一緒に過ごすことができますし、開放感も抜群で、深大寺の景色を眺めながらゆったりと過ごすことができます。

深大寺というこの土地にはやはり特別な思いがあります。当店一軒だけ頑張っても仕方がないと思っています。

お寺さん(深大寺)、植物公園、そば屋全店の三つがそろい、三つ全体がよくなって、はじめてお客様に来ていただき、楽しんでいただくことができると考えています。

これからもがんばってこの地「深大寺」を盛り上げていきたいですね。

深大寺 青木屋 店舗情報

深大寺そば「青木屋」の店先に掲げられている店名の入った提灯

住所  :東京都調布市深大寺元町5-12-13
電話  :042-488-1572 (予約不可)
営業時間:平日 10:30~16:00 土日祝 10:00~16:00
定休日 :不定休
駐車場 :なし(送迎バス有)
ペット :可 ※外席のみ
公式WEB深大寺 青木屋

深大寺そばマップ 深大寺 青木屋

深大寺 青木屋の詳細記事

【深大寺そば特集】

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