東京のアートを巡る『アートウィーク東京2026』開催 美術館・ギャラリーなど56施設が参加、週末は無料バスも

アートウィーク東京2026の公式ビジュアル

東京の美術館やギャラリーを巡りながら、現代アートに触れる5日間。「アートウィーク東京2026(Art Week Tokyo 2026)」が、2026年11月4日(水)から8日(日)まで開催されます。

2026年は、東京都内の美術館・ギャラリーなど56施設が参加。ひとつの会場に作品が集まる一般的なアートイベントとは異なり、それぞれの施設で開催される展覧会や、アートウィーク東京独自のプログラムを自由に巡ることができます。

11月6日(金)から8日(日)には、各参加施設をつなぐ無料シャトルバス「AWT BUS」も運行します。

ひとつの展覧会を目的に出かけるだけでなく、美術館からギャラリーへ、さらに次のエリアへ。東京の街を移動することも含めてアートを楽しめる都市型イベントです。

東京の街を舞台にした「アートウィーク東京」とは

アートウィーク東京(AWT)は、東京都内の美術館や現代美術ギャラリーなどを巡りながら、東京のアートシーンに触れることができる年に一度のイベントです。

特徴は、イベント全体を集約したメイン会場を設けていないこと。それぞれの美術館やギャラリーが通常の場所で展覧会を開催し、来場者自身が街を移動しながら鑑賞していきます。

2026年は、10会場で展開する「AWT FOCUS」、美術館・インスティテューション14施設、ギャラリー32軒の計56施設が参加します。

アーティゾン美術館、国立新美術館、東京国立近代美術館、東京都現代美術館、東京都写真美術館、東京都庭園美術館、森美術館などの美術館・文化施設に加え、タカ・イシイギャラリー、ギャラリー小柳、小山登美夫ギャラリー、ペース・ギャラリー、ミヅマアートギャラリーなど、多様な現代美術ギャラリーが参加します。

参加施設の場所は、アートウィーク東京 公式マップから確認できます。

美術館からギャラリーへ。異なるアートスペースを横断する

ひとつの展覧会を見るだけでなく、規模や性格の異なるアートスペースを同じ日に巡れることも、アートウィーク東京の特徴です。

美術館で企画展をじっくり鑑賞したあと、徒歩や電車、バスで周辺のギャラリーへ。展示空間の規模や作品との距離感が異なる場所を行き来することで、それぞれの施設ならではの見せ方にも触れることができます。

現代美術のギャラリーに興味はあっても、訪れるきっかけがなかったという人にとっては、これまで知らなかったスペースへ足を運ぶ入口にもなりそうです。

56施設すべてを巡る必要はありません。まずは気になる展覧会をひとつ選び、同じエリアにある別の施設にも立ち寄ってみる。そんな楽しみ方から始められます。

11月6日〜8日は無料シャトルバス「AWT BUS」を運行

今年のキーカラーはパープルとネオングリーン。イズと洗練、雑多と秩序が同時に存在する東京という都市で多様なプログラムを開催するアートウィーク東京を、中間色同士の2色の対比でビビッドに彩る

11月6日(金)から8日(日)の3日間は、各参加施設をつなぐ無料シャトルバス「AWT BUS」が運行します。

2026年は各エリアを回る6つの巡回便に加え、表参道の「AWT BAR」と大手町の「AWT VIDEO」を結ぶ直行便を運行。10:00から18:00まで、各バス停を約15分間隔で巡回し、どのバス停からも無料で乗り降りできます。

複数のエリアに点在する施設を巡るイベントのため、AWT BUSだけですべてを移動しようとせず、鉄道や徒歩なども組み合わせるとルートを組みやすくなります。

行きたい展覧会をいくつか決めた上で、バスルートや停留所などの詳細はAWT BUS 公式案内でご確認ください。

「AWT参加証」で一部の美術館展覧会が割引に

AWT BUSのバス停や参加美術館内のAWTデスクでは、「AWT参加証」となるリストバンドが無料で配布されます。

参加美術館のチケットカウンターでリストバンドを提示すると、一部の対象展覧会で割引を受けることができます。

リストバンドは受け取った当日のみ有効です。翌日以降も利用する場合は、新しいリストバンドを受け取る必要があります。

参加ギャラリーへの入場は無料ですが、美術館の展覧会は原則として観覧券が必要です。割引の対象や料金は展覧会ごとに異なります。料金やチケットについては、アートウィーク東京 公式チケット案内で確認できます。

展覧会のほかにも、さまざまなプログラムを開催

2025年度のキッズ・ユース向けガイドツアー&ワークショップの様子。

会期中には、参加施設で開かれる展覧会に加え、アートウィーク東京独自のプログラムも展開されます。

2026年は、国内外で活躍する10組のキュレーターによる展覧会を10会場で展開する「AWT FOCUS」のほか、映像プログラム「AWT VIDEO」、国内外の美術関係者らによる「AWT TALKS」などを開催します。

さらに、これからアートコレクションを始めたい人を対象としたミートアップやガイドツアー、子ども・ユース向けのアートウォーク&ワークショップ、アート教育付きの託児サービス、東京の住宅建築を巡る「TOKYO HOUSE TOUR」なども予定されています。

料金や予約条件はプログラムごとに異なります。無料で参加できるものだけでなく、事前予約や参加費が必要な企画、定員が設定されている企画もあるため、参加したいプログラムはあらかじめアートウィーク東京 公式イベント情報で確認しておきましょう。

初めてなら「1エリア+数施設」から

参加施設が56あると、どこから回ればいいのか迷う人もいるでしょう。

初めてなら、まず気になる美術館や展覧会をひとつ決め、その周辺にあるギャラリーを2〜3軒組み合わせる方法があります。

美術館でまとまった時間をかけて展覧会を見たあと、近くのギャラリーを巡る。あるいは、気になる作家の展示を起点に、同じエリアにある別のスペースへ歩いてみる。ひとつのエリアに絞れば、移動に追われず、それぞれの展示を見る時間も確保しやすくなります。

11月6日から8日ならAWT BUSを利用して、別のエリアへ移動する際にも活用できます。

美術館やギャラリーだけを目的地として見るのではなく、その間にある街も含めて巡ってみる。アートウィーク東京は、東京に点在する文化拠点を知るきっかけにもなる5日間です。

アートウィーク東京2026 開催概要

  • 名称:アートウィーク東京(Art Week Tokyo/AWT)
  • 会期:2026年11月4日(水)〜11月8日(日)
  • 会場:東京都内の参加美術館・ギャラリー、AWT FOCUS、AWT BARほか各プログラム会場
  • 参加施設:56施設(2026年10月1日時点)
  • AWT BUS運行日時:2026年11月6日(金)〜8日(日)10:00〜18:00
  • AWT BUS料金:無料
  • 料金:参加ギャラリーは入場無料。美術館では原則として展覧会観覧券が必要。一部の展覧会ではAWT参加証による割引あり。各プログラムの料金・予約条件は企画ごとに異なります。
  • 主催:一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
  • 提携:アートバーゼル(Art Basel)
  • 特別協力:文化庁
  • 公式サイト:アートウィーク東京 公式サイト

施設ごとに開館時間や休館日、展覧会料金などが異なります。また、プログラムによっては事前予約や定員が設定されています。訪問する施設や参加したいプログラムを決めたら、開催前に最新情報を確認しておきましょう。

Direction & Editing
Project Direction / Editor-in-Chief: Taro Okazaki

プロジェクト統括・編集長:岡崎 太朗

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
Guidoor Media 編集部
Guidoor Media編集部は、日本の文化・歴史・観光・アート・食・エンターテインメントなど、地域の魅力を多角的に発信するWebメディアです。

私たちは、国内外の読者に向けて、日本各地の魅力を分かりやすく、親しみやすい形で紹介し、地域への関心や訪問のきっかけにつながる情報発信を目指しています。

編集部では、観光・地域情報・多言語コンテンツ制作に関わるメンバーや、さまざまな背景を持つライター・クリエイターと連携しながら、読者にとって信頼できる情報の提供に努めています。

【プロジェクト統括・編集長】岡崎 太朗(Taro Okazaki)