奥多摩クラフトビールの祭典「VERTERE Anniversary Festival」|老舗酒蔵との初コラボやグルメが集結

VERTERE Anniversary Festival 2025の公式ビジュアル。奥多摩の自然とフェス会場の様子を背景に、開催日時とロゴが中央にデザインされている。

東京都・奥多摩の自然に抱かれたクラフトビール醸造所「VERTERE(ヴェルテレー)」が、創業9周年を祝う祭典「VERTERE Anniversary Festival」を開催。注目は、老舗酒蔵・小澤酒造との初コラボによる限定ビールの先行リリース。地元グルメやクラフトフードが一堂に会し、奥多摩の魅力が五感で味わえる週末がやってきます。クラフトビール好きならずとも楽しめる、春の奥多摩の注目イベントです。

見逃せない! VERTERE Anniversary Festival 概要

VERTEREのクラフトビール缶のラインナップ。ミニマルなデザインに写真が配されたラベルが特徴。
注目ポイント
  • 小澤酒造との限定コラボビールを先行販売
  • 地元食材を活かしたグルメ屋台多数出店
  • 記念フェス限定のオリジナルグッズを販売
  • 通常は非公開の醸造所見学ツアーも実施予定

東京都奥多摩町にあるクラフトビールの名所「VERTERE(ヴェルテレー)」が、2025年4月19日(土)・20日(日)の2日間にわたり、「VERTERE Anniversary Festival」を開催します。9周年と新工場設立1周年を記念した本イベントでは、20種以上のクラフトビールが提供されるほか、人気フードや限定グッズの販売も行われます。

注目は、300年超の歴史を持つ老舗酒蔵「小澤酒造」との初コラボによる、コラボレーションビールの先行発売。日本酒の伝統とクラフトビールの革新が融合した、新しい味わいに期待が高まります。

会場には、ビールと相性抜群のホットドッグ、ジャークチキン、ピザ、タコスなども多数出店。さらに、記念フェス限定のオリジナルグッズも登場し、ファン必見の内容に。

都心からのアクセスも良好で、JR青梅線「奥多摩駅」からは無料シャトルバスが運行予定。4月14日(日)まで販売される前売りチケットでは、ビールチケットやグッズの割引特典も付いてきます。

小澤酒造との初コラボビール〈Potamidae〉を先行発売

小澤酒造とのコラボビール〈Potamidae〉の缶とグラス。酒粕を使ったセゾンスタイルの限定醸造ビール。

今回のフェスティバルで最も注目される1杯が、VERTEREにとっても初の試みとなる小澤酒造とのコラボレーションビール〈Potamidae(ポタミダエ)〉です。東京・青梅市に蔵を構える300年の歴史を持つ老舗酒蔵・小澤酒造が手がけた酒粕を使い、セゾンスタイルで仕上げた1杯。

芳醇な甘酒のような香りと、酵母由来のクローブのアロマが調和し、口当たりは優しく、後味はドライに。クラフトビールと日本酒文化の架け橋となる、唯一無二の味わいが奥多摩で誕生しました。

このビールは、フェス期間中に先行販売。一般販売は4月26日(土)からを予定しており、誰よりも早く味わえる貴重な機会となります。
“地域のつながりから生まれた、異文化発酵の融合”──それが〈Potamidae〉です。

チケット情報:事前購入でお得に楽しむ!

イベント概要まとめ

開催日:2025年4月19日(土)、20日(日)

時間:11:00〜18:00(10:30開場/17:30ラストオーダー)

会場:VERTERE 醸造所敷地内(東京都西多摩郡奥多摩町氷川1099-6


アクセス

  • JR青梅線「奥多摩駅」から徒歩20分
  • 西東京バス「病院前」下車 徒歩3分
  • ※イベント期間中は「奥多摩駅〜会場」間で無料シャトルバスをピストン運行
  • ※会場に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

入場:無料

提供ビール:VERTEREのクラフトビール20種類以上(コラボ・限定含む)

ビール購入方法:チケット制(前売券・当日券あり)

  • 前売券は2025年4月14日(日)まで販売予定
  • 前売購入でビールチケットやグッズの特典あり

VERTERE Anniversary Festival では、会場内でのビール提供はチケット制となっており、事前に購入することでお得に楽しめます。
数量限定の前売券は、VERTEREオンラインショップで4月14日(日)まで販売中です。

チケット詳細
  • 前売券①:ビール4杯引換チケット / 2,800円(税込)
  • 前売券②:ビール4杯引換チケット+VERTEREオリジナル手ぬぐい付き / 3,000円(税込)
     → 前売券の購入はこちら(VERTERE公式オンラインショップ):https://vertere.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2948322&csid=0

※決済方法:・クレジット・AmazonPay

  • 当日券①:ビール4杯引換チケット / 3,000円(税込)
     → 支払い:現金/クレカ/電子マネー/PayPay
  • 当日券②:ビール1杯券 / 800円(税込)
     → 支払い:PayPayのみ(現金不可)

※入場は無料ですが、ビールの購入にはチケットが必要となります。事前購入でスムーズに楽しむのがおすすめです。

VERTEREのビールをさらに美味しく 個性豊かなフード&ドリンクの最強ラインナップ

VERTERE Anniversary Festival では、VERTEREとつながりのある多彩な飲食店や生産者が集結し、選りすぐりのフード&ドリンクを提供します。

ホットドッグやジャークチキン、クラフトバーガー、石窯焼きピザ、本格タコスなど、スタイルも味わいもさまざま。中には、フェス当日限定で出店する店舗もあり、グラス片手に会場を巡る楽しみも格別です。料理そのもののクオリティはもちろん、それぞれのビールとの相性を考慮した“ペアリングの妙”にも注目です。

VERTEREが醸す20種類以上のビールと、多ジャンルのフードが織りなす自由な組み合わせは、クラフトビールの楽しみ方をもう一段深くしてくれるはずです。

VERTERE Anniversary Festivalの出店者一覧。クラフトビール、日本酒、フード、グッズなど多彩なジャンルのロゴが並ぶ。

ドリンク

  • VERTERE  |クラフトビール20Tapを提供(限定・コラボ含む)
  • 佐藤商店|小澤酒造の日本酒、各種ソフトドリンク

フード&その他出店

  • VERTERE|ホットドッグ
  • EVOLVE|ジャークチキン、カレー

奥多摩の自然と情熱が生むクラフトビール:VERTERE Breweryについて

VERTERE新工場の内外観を写した3枚構成のギャラリー。タンク設備や建物の様子を確認できる。
VERTEREの醸造タンクを見学する参加者たちの様子。醸造所見学ツアーの一場面。

都心から電車で約1時間半。東京の最西端・奥多摩に拠点を構える「VERTERE(ヴェルテレー)」は、2016年の創業以来、地域に根差したクラフトビールづくりを続けてきました。都心の喧騒から離れた静かな環境の中で、自分たちのペースを大切にしたビール造りが、今では全国、そして海外へと広がっています。

VERTEREのビジョンは、「誰と、どこで、どうやって飲むか」。単なる味わいだけでなく、飲む時間や場所、人との関係性までも含めたビール体験をデザインしています。これまでに製造したビールは200種類以上にのぼり、スタイルも自由で多彩。まさに“クラフト”の名にふさわしい発想と実験精神が、1杯ごとに感じられます。

2024年には最新設備を備えた新工場が稼働を開始し、醸造体制もさらに強化。現在は奥多摩のタップルームで常時10種のビールを提供し、訪れるたびに新たな出会いが楽しめる場所となっています。さらにフェス開催中は、20タップが開放される贅沢な構成に。

週末には、要予約制で醸造所見学ツアーも実施されており、スタッフによる案内のもと、仕込みや発酵、ビールに込めた哲学までを聞きながら工程を体感できます。最後にはテイスティングも用意され、五感で味わう学びの場に。

静かな奥多摩の空気と、そこに息づく人の手と水。グラスの向こうに広がるのは、土地とつながる“時間”そのものかもしれません。クラフトビールファンにこそ訪れてほしい、小さな発信地がここにあります。

【VERTEREの最新情報はこちらから!】

VERTERE醸造所の外観。シンプルな白い建物に「VERTERE」のロゴが描かれたシャッターが印象的。

VERTEREの世界をもっと深く知りたい方は、公式サイトやSNSのチェックもお忘れなく。新作ビールの情報やイベント告知、奥多摩の四季を彩る写真やエピソードなど、画面越しでもビールの温度を感じられるコンテンツが発信されています。

VERTERE 公式リンク一覧

VERTERE Anniversary Festivalは、ただのイベントではなく、自然とビール、そして人とのつながりを再発見する場。訪れた人それぞれに、新しいクラフトビールの扉が開かれることでしょう。
この春の週末は、奥多摩でゆっくりと“変わりゆく”味わいに出会ってみてください。

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ABOUT US
Taro Okazaki
「Guidoor Media」の立ち上げに携わり、日本の文化・歴史・観光を中心に執筆。オーストラリアでの出版社や教育機関での勤務経験を経て培った国際的な視点を活かし、日本の多様な魅力を国内外に発信しています。 文章では、地域の魅力を分かりやすく伝えることを心がけ、アートでは感情や記憶を色彩と形で表現しています。 趣味はVtuber、アニメ、音楽など。日々の好きなものが創作の原動力になっています。