Aokid、飯川雄大、井口美尚、タツルハタヤマが調布で新作を発表。「テンジシツプロジェクト展」10月15日開幕

デザイン:牧寿次郎

Aokid、飯川雄大、井口美尚、タツルハタヤマの4名が参加する「テンジシツプロジェクト展 見えないところでも、いつも何かは起こっている」が、2026年10月15日(木)から2027年1月24日(日)まで、東京・調布市文化会館たづくりを中心に開催されます。

4名は、調布の街や建物、歴史などから着想した本展のための新作を発表。本展が目を向けるのは、自分の経験や考えの積み重ねによって形づくられた世界の外側にある、「見えないところ」です。

「テンジシツプロジェクト」は、たづくり1階展示室を拠点に2024年から続いてきたアートプロジェクトです。「知ることで、互いに転じ(テンジ)ていく」ことをテーマに、市内のアートやコミュニティにまつわる情報収集、アーティストを招いたトークセッション、ワークショップなどを重ねてきました。本展は、3年間にわたる活動の集大成となります。

プロジェクトアドバイザー/キュレーターを務めるのは、Art Center Ongoing/Art Center NEW代表の小川希です。

「ナカ」と「ソト」、2つのエリアで展開

「ナカ」―テンジシツプロジェクト3年間の集大成となる展覧会

本展は、「ナカ」と「ソト」の2つのエリアで構成されます。

「ナカ」は、調布市文化会館たづくり1階展示室と2階くすのきホール前。4名の作品に加え、1階展示室ではこれまでのテンジシツプロジェクトの活動や、調布を拠点に活動するアーティスト、アートスペースについても紹介します。

「ソト」―調布の街なかで何かが起こり続ける3日間
画像は調布駅前広場

一方、「ソト」は11月13日(金)から15日(日)までの3日間、調布駅前広場と「てつみち(トリエ京王調布C館北側)」を舞台に展開。パフォーマンスやワークショップ、映像作品の野外上映などが行われます。

「ソト」の期間中に市民と制作した作品が、その後「ナカ」の展示に加わるなど、展示内容そのものも会期中に変化していきます。

展示室と街を行き来しながら、それぞれの場所で生まれる作品や出来事に出会えることも、本展の特徴です。

参加アーティストと出品内容

Aokidプロジェクト「あときとた」大発表会「うあー」(2023) Photo: Yasufumi Ito(Creative Peg Works)

Aokid

「ナカ」では、調布でのリサーチに基づくインスタレーションを展示します。

「ソト」では、11月14日(土)・15日(日)の13:00~17:00に、てつみちで滞在と即興パフォーマンスを実施。ワークショップ参加者と創作したダンス「布の調べ風ダンス」の発表も、各日13:30から予定されています。

飯川雄大

飯川雄大「大事なことは何かを見つけたとき」展示風景、(水戸芸術館、2026)Photo: Takehiro Iikawa

調布市文化会館たづくり2階くすのきホール前で、新作インスタレーションを展示します。

公開日は、会期初日の10月15日(木)と、会期中の金・土・日・月・祝日です。休館日は除きます。

井口美尚

井口美尚「地続きに違う位相があり続けること」(2025)

「ナカ」では、調布の歴史に焦点を当てたリサーチ形式の映像作品を上映します。

「ソト」では、11月13日(金)から15日(日)の17:00~20:30に、調布駅前広場のビックカメラ京王調布店壁面で野外上映を行います。

タツルハタヤマ

「ナカ」では、ワークショップ参加者と制作したパッチワークやキルト作品を展示します。

「ソト」では、調布駅前広場で「カラフルな街」をテーマにした参加型ワークショップを開催。11月13日(金)は13:00~17:00、14日(土)・15日(日)は11:00~17:00に実施されます。

アウトドア・アトリエ

11月14日(土)・15日(日)の11:00~16:30には、調布駅前広場で「アウトドア・アトリエ」を開催。一般公募のアーティストが会場で制作し、来場者との交流を行います。

関連イベント

イベントの詳細・お申し込みについては、「テンジシツプロジェクト展」公式ページをご確認ください。

ギャラリートーク

会場は原則として、たづくり1階展示室。参加無料・申込不要です。

  • 10月17日(土)14:00~ 飯川雄大
    ※会場はたづくり1階エントランス
  • 12月6日(日)14:00~ タツルハタヤマ
  • 12月6日(日)15:00~ 井口美尚
  • 12月19日(土)15:00~ 小川希
  • 2027年1月17日(日)15:00~ Aokid

各回、開始10分前に会場へ集合。

クロージングトーク

2027年1月11日(月・祝)14:00~16:00、たづくり8階 映像シアターで開催。

小川希、Aokid、井口美尚、タツルハタヤマが登壇します。

参加無料、定員100人。申込は11月2日(月)10:00から、インターネットで受け付けます。

Aokidワークショップ「布の調べ風ダンス」

10月23日(金)、30日(金)、11月6日(金)の各日19:00~21:00、たづくり1階リハーサル室で開催。

対象は10歳以上で、全3回のワークショップと本番に参加できる方。参加費500円、定員20人です。

タツルハタヤマ ワークショップ「あたらしい言語でおしゃべりしよう」

タツルハタヤマによる過去ワークショップの様子

12月12日(土)14:00~16:00、たづくり10階 1002学習室で開催。

対象は中学生以上。参加無料、定員20人。申込は11月2日(月)10:00から受け付けます。

「見えないところ」へ向ける想像力

自分が日々見ている世界の外側にも、別の誰かの生活や出来事、価値観が存在しています。本展は、そうした「見えないところ」へ想像力を向ける試みでもあります。

知らないものを遠ざけるのではなく、まず知り、想像し、そこにいる誰かとのつながりを考えてみる。そうした経験によって、自分自身の見方や考え方も少しずつ変わっていきます。

「テンジシツプロジェクト」が掲げてきた「互いに転じていく」という考えは、本展でも、作品を見ることだけでなく、街を歩き、人と出会い、異なる表現に触れる一連の体験として展開されます。

参加アーティスト/キュレーター

Aokid

身体表現を軸に、作品制作やプロジェクトを横断して活動するアーティスト。特に「都市」への関心を起点に、空想と現実を行き来するような実践を展開しています。近年は、運動や制作を通した知覚経験が身体や思考を変えていくことに関心を寄せています。

飯川雄大

映像や写真、インスタレーションなどを用い、見ることや認識することの仕組みに働きかける作品を制作。鑑賞者の視点や身体感覚を揺さぶる空間表現を展開しています。

井口美尚

1998年生まれの現代美術作家・パフォーマー。位相的・幾何学的・記号的な視点から身体感覚を探求し、パフォーマンスや映像を中心に制作しています。食事や衣服、ダンスなど身近なモチーフを通して、身体と社会制度、日常的な行為との関係を考察しています。

タツルハタヤマ

家族や友人から譲り受けた布を用いたパッチワークによる平面作品や衣服を制作。裁縫を、家の中から外の社会へと個人を拡張する行為として捉え、独自の色彩で日常の観察や小さな発見を作品へとつなげています。

プロジェクトアドバイザー/キュレーター
小川希

小川希(テンジシツプロジェクトアドバイザー・キュレーター)

Art Center Ongoing、Art Center NEW代表。展覧会やアートプロジェクトの企画・運営に加え、国内外のオルタナティブスペースのリサーチなどにも取り組んでいます。

開催概要

テンジシツプロジェクト ロゴマーク

展覧会名: テンジシツプロジェクト展 見えないところでも、いつも何かは起こっている
会期: 2026年10月15日(木)~2027年1月24日(日)
参加アーティスト: Aokid、飯川雄大、井口美尚、タツルハタヤマ
プロジェクトアドバイザー/キュレーター: 小川希(Art Center Ongoing/Art Center NEW代表)

所在地: 東京都調布市小島町2-33-1 調布市文化会館たづくり
アクセス: 京王線「調布駅」中央口から徒歩4分

「テンジシツプロジェクト展」公式ページ

ナカ

会場: 調布市文化会館たづくり 1階展示室、2階くすのきホール前
開室時間: 10:00~18:00
休館日: 10月26日(月)、27日(火)、11月16日(月)、17日(火)、12月28日(月)~2027年1月3日(日)
入場料: 無料

ソト

会期: 2026年11月13日(金)~15日(日)
会場: 調布駅前広場、てつみち(トリエ京王調布C館北側)
開催時間: 11:00~20:30
※プログラムによって異なります。
入場料: 無料

Direction & Editing
Project Direction / Editor-in-Chief: Taro Okazaki

プロジェクト統括・編集長:岡崎 太朗

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【プロジェクト統括・編集長】岡崎 太朗(Taro Okazaki)