銀座・コリドー街「パンとエスプレッソとGINZA ART LOUNGE」|アートとカフェが交わる新しいラウンジ

銀座・コリドー街の「パンとエスプレッソとGINZA ART LOUNGE」イメージ

銀座・コリドー街にある「パンとエスプレッソとGINZA ART LOUNGE」は、アートとカフェを楽しめる新しいラウンジです。

2026年4月13日にリブランドオープンし、これまで会員制として運営されていた店舗を一般開放。若手アーティストを中心とした作品展示を通じて、気軽にアートとカフェを楽しめる空間として再構成されています。

カフェでコーヒーや食事を楽しみながら、現代アートの作品に触れる。銀座の街に生まれたこのアートラウンジは、作品鑑賞を特別な場所だけに閉じ込めず、日常の時間の中へとひらいていく試みでもあります。

銀座に生まれた、アート好きが集うラウンジ

「パンとエスプレッソとGINZA ART LOUNGE」でアート作品を展示する空間

「パンとエスプレッソとGINZA ART LOUNGE」は、モダンクラシックな落ち着いた空間の中で、コーヒーやフードを楽しみながらアート作品に触れられるラウンジです。

店舗が位置するのは、飲食店や商業施設が集まる銀座・コリドー街エリア。銀座は、ショッピングや食事の街であると同時に、ギャラリーや百貨店、美術関連の店舗が点在する、アートや文化との接点を持つ街でもあります。

ミュージアムやギャラリー巡りの前後に立ち寄り、アートの余韻を楽しむ。あるいは、日常のカフェ利用の中で、ふと作品と出会う。本店舗は、そうした街の時間と鑑賞体験をゆるやかにつなぐ場所として設計されています。

展示作品の多くは、店内またはECサイトで購入可能です。単に作品を見るだけでなく、気になった作品を暮らしの中へ迎え入れることができる点も、本店舗の特徴です。

日常の中でアートと出会う場所

美術館やギャラリーで作品を見る時間は、日常から少し距離を置いた特別な体験です。一方で、カフェやレストランは、誰かと会話をしたり、一人で考えごとをしたり、短い休息を取ったりする、より日常に近い場所です。

「パンとエスプレッソとGINZA ART LOUNGE」が提示しているのは、その二つの時間を切り離さず、重ね合わせるような体験です。作品は壁に飾られた装飾ではなく、空間の空気をつくり、そこに滞在する人の視線や思考に静かに働きかける存在として置かれています。

アート作品に向き合うことは、必ずしも専門的な知識を必要とするものではありません。コーヒーを飲みながら、食事を待ちながら、あるいは会話の合間に、作品の色や線、素材、イメージに目を留める。そのような小さな接点から、鑑賞は始まります。

本店舗は、現代アートをより身近な場所に置くことで、作品との出会い方そのものを少し広げる空間といえます。

若手作家の作品に出会える展示空間

オープニング展示では、絵画、写真、金工、ペン画、アニメーション、実験映画など、異なる領域で活動する作家たちの作品が空間を構成しました。

参加アーティストには、久木田大地、木場龍門、角田笑香、Eriko Furuwatari、マクラケン 西村祐馬、村田風呼、林俊作が名を連ねます。いずれも、それぞれの表現領域から現代の感覚や身体性、イメージ、生命感、テクノロジー、時間の層などに向き合う作家たちです。

同じ「アート」と言っても、作品の背景や表現方法は一つではありません。複数の作家の作品を同じ空間で見ることで、現代の表現が持つ幅や、若い世代の作家たちが向き合っているテーマの多様さにも触れることができます。

カフェ空間で作品を見るということ

カフェやレストランは、食事や休憩のための場所であると同時に、街の中で人が過ごし、思考し、会話する場所でもあります。本店舗では、そうした日常的な空間の中にアートを置くことで、鑑賞体験をより身近なものとして提示しています。

白い壁の展示室で作品と向き合う体験とは異なり、アートラウンジでは、作品は人の動きや会話、食事の香り、光の変化とともに存在します。そのため、作品の見え方も、訪れる時間や過ごし方によって変化します。

作品を一つひとつじっくり見ることもできれば、空間全体の雰囲気として受け取ることもできる。そうした自由度の高さは、カフェとアートを組み合わせた場所ならではの魅力です。

現代アートに関心がある人にとっては、作家の作品に出会う場として。普段あまりアートに触れる機会がない人にとっては、カフェ利用の延長で作品に近づくきっかけとして。幅広い人に開かれた空間になっています。

「ムー」を使った特別メニューも

「パンとエスプレッソとGINZA ART LOUNGE」で提供されるフレンチシュゼット・オランジュ
フレンチシュゼット・オランジュ

メニューには、「パンとエスプレッソと」の看板商品である食パン「ムー」を使ったフレンチトーストや、ベーカリープレートなどが登場します。

「フレンチシュゼット・オランジュ」は、ムーを一晩じっくりと染み込ませて焼き上げたフレンチトーストに、オレンジ、ピンクグレープフルーツ、自家製ジェラートを添えた一皿。仕上げには柑橘リキュールでフランベする演出も用意されています。

「パンとエスプレッソとGINZA ART LOUNGE」で提供されるラクレットチョコのドバイフレンチ
ラクレットチョコのドバイフレンチ

また、「ラクレットチョコのドバイフレンチ」は、ムーのフレンチトーストにカダイフ、ピスタチオクリーム、エスプーマを重ね、ラクレットチョコレートを削りかけたデザートメニューです。

フードメニューは、ムーをベースに開発されたベーカリープレート9種類を展開。自社焙煎工場から直送される豆を使ったコーヒーをはじめ、さまざまなドリンクも楽しめます。

アート作品に囲まれた空間で、香りや食感、視覚的な演出を伴うメニューを楽しむことも、本店舗ならではの体験の一部です。作品を見る時間と、食事やコーヒーを楽しむ時間がゆるやかにつながることで、カフェで過ごす時間そのものが一つの鑑賞体験に近づいていきます。

店舗情報

店舗名パンとエスプレッソとGINZA ART LOUNGE
住所東京都中央区銀座8-2-1 ニッタビル3階
電話番号03-6263-9981
営業時間10:00〜17:00(L.O. 16:00)
定休日土曜日、日曜日
Instagram@bread.espresso.and.ginzalounge
関連Instagram@bread.espresso.and.art

ギャラリー併設型カフェ。 入場料は無料ですが、飲食代は別途費用がかかります。最新の営業情報や展示内容は、来店前に各公式情報をご確認ください。

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Taro Okazaki / 岡崎 太朗
Editor-in-Chief / Artist
Guidoor Media編集長。日本の文化、歴史、観光、アート、地域の営みを横断しながら、背景や文脈、人の思いまで伝わる記事づくりを重視している。アーティストとしても活動し、Vtuber・アニメ・音楽など日々のカルチャーも創作の源。