春の富山を彩る一大イベント「となみチューリップフェア2025」は、ゴールデンウィークの旅行先としても大人気。300万本のチューリップが咲き誇る圧巻の風景は、写真映えはもちろん、家族連れや海外観光客にもおすすめです。本記事では、見どころ・アクセス・チケット情報までわかりやすくご紹介します。
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となみチューリップフェアとは?

春の風物詩として親しまれてきた「となみチューリップフェア」は、富山県砺波市で開催される日本最大級のチューリップイベントです。2025年は4月22日(火)から5月5日(月・祝)まで、約300品種・300万本のチューリップが咲き誇る圧巻の風景が訪れる人々を出迎えます。
会場となるのは「砺波チューリップ公園」。代表的な見どころであるチューリップタワーやスカイウォークからは、大花壇を彩るチューリップの“地上絵”を一望でき、まるで花の海に包まれたような感覚に。2025年のテーマ「花と笑顔の咲く春 となみ」にふさわしく、訪れる人の表情も自然とほころびます。
また、公園内には市美術館や郷土資料館などの文化施設も点在し、花とアート、歴史が調和した穏やかな時間を楽しめるのも魅力のひとつです。初めて訪れる方はもちろん、地元の方にも毎年愛される春の名所です。
2025年の注目スポットと見どころ

となみチューリップフェアの最大の魅力は、まるで絵画のように配置された色鮮やかなチューリップ花壇の数々。2025年もフォトジェニックで迫力ある展示が勢ぞろいします。



なかでも注目なのが、高さ4m・長さ30mにもおよぶ花の回廊「花の大谷」。立体的に演出されたチューリップの壁に囲まれ、まるで“花の迷路”を歩いているような没入感が味わえます。また、展望スポットであるチューリップタワーやスカイウォークからは、大花壇に描かれた地上絵が一望でき、全体の美しさを上から楽しめる絶好の撮影ポイントです。

そのほかにも、ハート型が愛らしい「ILOVE花壇」や、砺波市が発案した水に浮かぶ「水上花壇」、風車とせせらぎが涼やかな「水車苑」など、趣向を凝らした花壇が会場を彩ります。花好きはもちろん、写真撮影を楽しみたい人にもぴったりのスポットです。
さらに、子どもたちに人気のふわふわドームや、自然の中でひと息つける「こもれびガーデン」など、家族みんなで楽しめる空間が充実しているのも嬉しいポイント。見て、撮って、遊んで楽しめる春の一日を存分に満喫できます。



























アクセス・駐車場・チケット情報まとめ
会場までのアクセス
「となみチューリップフェア」の会場は、富山県砺波市にある砺波チューリップ公園。会期中はJR砺波駅から会場まで無料のシャトルバスが運行され、公共交通でのアクセスもスムーズです。
車で訪れる場合は、北陸自動車道「砺波IC」から約5分。周辺には約2,800台分の駐車スペースが確保されており、満車時には指定駐車場から会場への無料送迎バスも利用できます。
駐車場・整理料
※混雑が予想される土日祝やGW期間は、早めの来場がおすすめです。
チケット料金と割引情報
入場券は全国のコンビニやWebで購入可能です。
区分 | 一般 | 団体・前売り |
大人(高校生以上) | 1,500円 | 1,400円 |
小人(小・中学生) | 200円 | 200円 |
小学生未満 | 無料 | ― |
特別割引:
※会期中、公園内の各施設(美術館・資料館など)も「となみチューリップフェア」の入場券が必要になります。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
GWの富山観光にもぴったり|周辺の立ち寄りスポット
無料で楽しめる周辺施設
フェア期間中、砺波チューリップ公園に隣接する「富山県花総合センター(エレガガーデン)」や「道の駅となみ」は、無料で立ち寄ることができます。エレガガーデンでは季節の草花に囲まれ、道の駅では地元グルメや特産品のショッピングも楽しめます。
また、公園内にある「砺波市美術館」や「砺波郷土資料館」では、富山の歴史や文化にも触れられます(※これらの施設はフェア入場券が必要です)。
地元民も太鼓判!毎年訪れたい春の風物詩

「となみチューリップフェア」は、観光客だけでなく地元の人々にも愛される春の風物詩です。毎年訪れるリピーターも多く、「今年もやっぱり来て良かった」という声が絶えません。
とくに砺波地域では、チューリップが農業文化の中で大切に育まれてきた歴史があり、フェアはその集大成として地域の誇りでもあります。満開のチューリップに囲まれながら、家族で記念写真を撮ったり、四季彩館で品種を学んだりと、思い思いの楽しみ方ができるのも魅力のひとつ。
また、近年はインバウンド(訪日外国人観光客)からの人気も高まっており、国際色豊かな雰囲気の中で春を満喫できる貴重な機会となっています。
初めて訪れる方も、地元の方も、何度でも心を癒される。そんな温かな魅力が「となみチューリップフェア」にはあふれています。
富山旅と組み合わせるならここもおすすめ

五箇山合掌造り集落(世界遺産)
→ 砺波市から車で約1時間。歴史を感じる茅葺きの合掌造り集落は必見。
立山黒部アルペンルート
→ 雪の大谷ウォークなど、富山ならではの春の絶景スポットへ足を伸ばすのもおすすめです。
金沢市内観光
→ 車で約1時間。近隣の石川県金沢市で、兼六園や21世紀美術館も楽しめます。
富山県は、日本海に面し、豊かな自然と伝統文化が息づく北陸地方の一県です。美しい立山連峰、世界遺産・五箇山の合掌造り集落、新鮮な海の幸が訪れる人々を魅了します。多言語観光情報サイトGuidoorでは、そんな富山のおすすめ観光情報を掲載しています。
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